2回目の参加となる夏の筑波8耐。

夏の筑波8耐はスタート前に参加チームから代表ライダーがひとり出て、筑波サーキット1周のタイムトライアルが行われます。
このタイムトライアルで10位以内に入ると、その順位に応じてスタート位置が最前列1番〜10番という好位置でスタートすることができます。参加は任意。10位以内に入らないと無駄足になるので。
通常のスタートライン以下に団子になってスタートするようなレースであれば、最前列だろうと、そうでなかろうと、余程の大人数でなければ前に上がっていくのはそれほど難しいことではありません。
でも筑波はルマン方式というのでしょうか。コースの左右にそれぞれ一列に並んでスタートするので、最前列と後尾では200mほどの差があり、この差を埋めるのは大変です。 
並ぶ順番は申し込み順なので大人数を取りまとめるのにいつも時間がかかり、我々はいつも後ろのほうです。

で、私はBlanche-RT45チーム(45歳以上クラス)の代表で出走。
自転車はcervelo P3で。IBLのBIKE FITでロード用にぴったり合わせてもらったポジションから、ハンドルを2cm下げ、サドルを1.5cm上げ、2cmほど前に。これはちょっと調整しては家の周辺を走って、また調整しての繰り返しで設定した2kmTT用のポジション。
ポジションとか鈍感だった私ですが、BIKE FITでぴったりしたポジションを出してもらって、その状態の自転車に乗るようになってから、何が良くて、良くないのか、少しわかるようになった気がする。
DHバーやエアロヘルメットこそ使えないものの、このポジションとディスクホイールでTTに臨む。

走る前から心拍数は120bpmオーバー(笑)ウォーミングアップ不要な感じ。
仲間が先にスタートした後、間に何人か走った後、自分の番。
スタート前は、1コーナーの登りは抑えめで、1コーナー曲がってから全力で行くつもりでしたが、スタート前にそんなことは飛んでしまってました。
それより1コーナー手前にはチームメイトがピット前で大声援。その少し先では師匠とはんなさんが写真撮影!
そうなるともう、最初から全開ですね。
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※スタート直後、1コーナー手前。撮影byたかし師匠
 いつもありがとうございます!

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そして、スピードとかケイデンスを見ると、すごくわかりやすく第1コーナーの処理に失敗しているのがわかります(笑)
第1コーナーには56〜58km/hで突入。なんとケイデンス130以上(笑)
で、曲がり始めたら、あぁ〜曲がりきれないw
コースアウトの危機w
脚を止めてブレーキ少し。
そこまでの全力加速がかな〜り無駄なことに。
その後、全力でペダリング!
下り勾配は速度が乗るものの、少しづつ速度は落ちていく。
やば〜い(泣)最初の無理で失敗したと思いながら、でも10位以内に入らなくてはと諦めずに脚に力を込める。後半、向かい風の直線区間では40km/hを維持するもの難しくなる。
脚は焼けるように熱くなるし、もう口も大きく開いてハァハァです。
でも、筑波は実走で1周2.13kmほどの短いコースですので、あっという間に最終コーナーを立ち上がり、ホームストレートへ。
ゴールラインが見えてくるので、最後の悪あがきで腰を上げてゴールスプリント!

TT finish


こういうとき、ZIPP900は左右に振るたびにグワッ、グワッってすごい音がします。
速度の記録を見ると50km/h手前まで再加速できているみたいです。
そしてゴール。もう廃人です。


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こちらが心拍数。こうやってみると最高心拍数は間違いなく180bpmあたりです。
スタート直後から心拍数は一気に上限へ。
ゴール後もしばらくそのままなんですね。
200bpmあたりまで回る、若い心臓を持ってる人がうらやましいです。
しかし、いい年してこんなに心臓を酷使して大丈夫なのでしょうか。
たぶん、お医者さんに言ったら「やめろ」と言われるんでしょうね。

guts

※なんで順位も出てないのにガッツポーズしたのか、自分でも不明?
 出し切った感はあったからかな。


結果のほうはなんと2位/91人中。
タイムは2:45:006。
トップとの差は1:142差。
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我らがBlancheからは3名が10位以内に入り、幸先良いスタートとなりました。

昨年JCRC最終戦inNATSのTTでの1位はまぐれかもしれないと自分でも思ってましたが、どうやら私は短距離でテクニカルなコースは得意なのかもしれません。あっ得意といっても、コーナーの処理失敗してますけどね(汗)
それにIBLでのBIKE FITでクリートの角度を調整してもらってから、膝のまっすぐ感というか、安定感が感じられて、ゴリゴリ踏んでいても、不安なくまだまだ踏めるぞ!って感じ。
cervelo P3とLOOK586の2台そして、シューズもそれぞれゼリウムとヒュエズでセッティングしてもいましたが、シューズはどちらでどちらのバイクに乗ってもOKになってます。
まだ通勤用のMTBやピストのほうは調整していないので、ヒマを見つけて早めにIBLに行って、両方セッティングしてもらおうと思ってます。