まだロードに乗り始めて間もない2010年の夏頃、都内で行われていたイベントでコンピュトレーナーを体験した。ペダリングに応じて、モニターの波形が変わり、どういう回し方をすれば効率が良いのかということをレクチャーしてもらった。

その後は、その時につかんだ回すペダリングのイメージ、感覚を意識してペダリングしてました。
ファストペダルやるときやタキサイクル朝練など高強度練習、レースのときはペダリングなど意識する余裕のないことが多いですが、そうじゃないときはかなり意識してました。
早めに踏み始めて下死点付近ではよく言われるように靴底についた泥を摺り落とすように、その後は踏み脚を邪魔しないように脚を引き上げる。上死点付近でトルクが切れないように片足ペダリングも時々取り入れる。

それから1−2年後だっけ。
タキサイクルでコンピュトレーナーを再び体験したときに、最初に体験した時に覚えた感覚でペダリングしたら、イメージどおりの波形でペダリングできてた。

画面でSpinScanの波形を見ながら、頑張らなくても良い程度のパワーでペダリングすれば・・・
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こんな感じで、ある程度コントロールできちゃいますけど、ガチでタイムを狙うとなかなかそうもいきません。

これはタキサイクルのコンピュトレーナーに筑波サーキットの1周TTをプログラミングしたコースで全力振り絞ったときの結果。
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3分間374wとか・・・元気だったなー


これはバイクフィット実施後の全力振り絞ったときの結果。
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自分でも今まで平均パワーと左右差くらいしか見てませんでしたが、この記事を書くにあたってデータを見直してみたらSpinScanやATAもなかなか良い数値?2回ともタイムトライアルの全力なのでペダリングは意識してない状態です。
すんません、ちょっと自画自賛っぽいですね(^^;)


各項目の数値の見方

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お店などのコンピュトレーナーで得たロスの少ないペダリングの感覚を覚えておき、その後はその感覚を思い出しながら自転車乗ることでも、一定の効果はあったように思います。
もちろん、コンピュトレーナーやパイオニアのパワーメーター買える人は、とっとと買ったほうが良いと思いますが・・・

さて、ところでSpinScanやATAなどの数値が自転車競技においてどのくらい有効なのか、どんな場面でもSpinScanやATAの値が高いほうが良いのかは??です。
というのも、私の場合は回すペダリングというか、いざって時は引き脚も動員するペダリングな訳です。
でも、最近それで良いときと、だからダメなときがあるっていうのがわかってきた。
これについてはまた時間のあるときに詳しく書こうと思いますが、私が長い登りが苦手で、短い登坂や短距離TTに強いのはこのあたりが原因だったような気がしてます。