行ってきました。今年最後のレース。
埼玉クリテ。
 
カテゴリーはなんと無謀にも登録者エリート。最上級のカテゴリーです。
本当はもうちょっと下のカテゴリーで走りたかったんですが、JCF登録しているので、登録者のカテゴリーしか受け付けてもらえず、登録者の中級その他はもう定員いっぱいになってて受付不可。
エントリー可は登録者ではエリートのみでした。それでエントリーした次第。
4戦で16,000円なら参加費も安いし。

申し込んだ後に、昨年の登録者エリートの顔ぶれを見たら、プロとか結構いるし、名前をwebや雑誌で見たことのある有名な方も少なくない。
あちゃー!これは失敗したか(汗)
ほんと、どうしようかと思ったけど、タキサイクルのM出さんに話をしたら、そういう強い人たちについていくだけでも、良い練習になるとのこと。
そして、今年の出走者リストが出たときに確認してみたら、ブリヂストンアンカーU23の選手が6名とか、VAX RACING2名とか、ほかにも自転車雑誌とかで見かける名前とか、たまにエンデューロなどでも見かける強豪実業団選手がわらわら(汗)
ということで、なんとかちぎれずに10周頑張ることを目標にする。

千葉県佐倉市の自宅を6:30頃出発し、途中コンビニやトイレ休憩も入れて8:30頃には到着。
2時間ほどですね。
 
スタート時間の15分ほど前に行ったら、もうかなり並んでいたので、スタートは真ん中より後ろから。
参加者数はDNSが何人いたかわかりませんが、出走者リストでは62名。

時間になってスタート。
たまたま、前も後ろもブリヂストンアンカーU23の選手に囲まれている感じ。
この人たちの後ろについていければベストなはず。ついて行ければですけど。
最初の1周は先導バイクを追い越さずにコースをほぼ一周する感じ。
コースはバックストレート区間がとても道が狭く、路面は荒れていて最悪。
タキサイクル朝練の3km周回でのバックストレートは、対向車が来てもトレイン組んだまますれ違い可能ですが、この行田のコースのバックストレートは道幅が狭く、実際には車は入ってきませんが、例えば対向車が来たら、田んぼに飛び込むか路肩に寄って止まらないと危ないくらい。そんな狭さ。
ブリヂストンアンカーU23の選手についていくはずが、彼らちゃんとコース知ってて、悪路に入る前にあっさりというか、あっという間に先頭のほうに行ってしまいました。

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その上、路面のでこぼこをこの大会のためにアスファルトで補修したのかな?
ほんと、まあたらしい補修跡なんですが、なんて言うのかな。
施行が粗い?何かアスファルトと小石とか砂の量の配分を間違えたんじゃないかと思うほど、厳しい仕上がり。それとも、アスファルトを敷いたけど、ローラーで圧力かけなかったのかな。
黒いアスファルトで固めきれなかった小さな黒い小石みたいなものが、路面にいっぱい浮いており、滑って危ない危ない。私、ディープリムしかない男になっちゃっているんですが、ディープリムで横風に吹かれるだけで横滑りするくらいの危ない区間が400〜500mくらいかな。そのくらい続くんです。
ほんと、時間があったら竹箒で掃きたいくらい。

補修したばかりのアスファルトの上も危ないし、補修していない元々の路面も、小石が浮いていて危ない。
どっちかというと、補修していない場所のほうが安全そうな感じなので、どうしてもそこは一列棒状で通過することになるんですが、走っているうちにちぎれて落ちてきた選手や、ほかの下位カテゴリーの選手を追い越す必要があり、危ない場面が多かったです。
一度などは目の前で同じカテゴリーのかなり強そうな選手が、遅い選手を左から抜こうとして、遅い選手が左に寄ってきたので、田んぼに突っ込んじゃってました。
でも、さすがその選手、エリートですね。
田んぼに落ちても落車はせず、そのまま田んぼを少し走ってました。

そんな感じで狭い区間は一列棒状になるので、コーナーのたびにインターバルがかかってきついきつい。
そうこうしているうちに、ブリヂストンアンカーU23の選手6名が先頭で全員集合して、そこにチクリヒデの方かな?数名が混じった逃げ集団が出来上がる。ま、逃げというより、コーナーのたびに強烈なインターバルがかかるので、自然と中切れで集団が分断された感じ。

そこで、間は相当開いて、私は2番目の集団にいたので、なんとかブリヂストンアンカーU23に追いつくべく、バックストレートあたりから1kmくらい全力で牽いたんですが、無理でした。
それで頑張りすぎたので、後ろに下がったときに2番手の集団に付ききれず、下手すると今日のレースが終わりそうに(汗)
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5〜6人の2番手集団を見送り、その後ろの3〜4人の3番手集団になんとか乗って、回復する。
時々、先頭集団や2番手集団から落ちてくる選手を吸収したりしていたら、2番手集団と無事合流。
これでできた追走集団には、エンデューロで圧倒的な強さを見せるあのHONDA R&Dの選手が2人いました。追走集団といっても、ブリヂストンアンカーU23が6名も揃った先頭には、到底追いつけない。
たぶん、全員でうまくローテーション回っても無理。

ということで、追走集団10名もいなかったかな。
そのくらいでローテーションしながら走る。

でもね〜厳しかったですよ。
コーナー多いし、みんなコーナー立ち上がりでインターバルかけたり、先頭交代して前に出た途端にがっつり踏む選手が多くて(汗)ま、これは練習じゃなくてレースなんで、当然なんですけどね。

もう、何度も何度も、「あ〜もー千切れようー」「もー無理〜」と思ったことか。
でも、ホームストレートに帰ってくると、Blanche埼玉支部のだわさんが、「拓海さん頑張って〜」と声援を送ってくれるので、千切れる訳にもいかず。
だわさん、ほんと、ありがとね♪

ほんと、こういうレースでは千切れて一人旅になると、途端にスピードは10km/hくらい落ちるし、寂しー感じになりますからね。老体にムチ打って頑張りました。

最後の1周くらいは2番手集団から千切れはじめた3名くらいでゴールまで。
最後は力を振り絞って、意味ないけどスプリント。もう力残ってなかったけど、最後まで出し切って終了。


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結果的に途中でおろされてDNFになることもなく完走♪
ツールド沖縄市民210kmじゃあるまいし、完走して喜んでよいものかどうかわかりませんが、自分的には合格点です(笑)
もう1周あったら一人旅になっていた可能性が高いけど、それは内緒。
順位は確認しませんでしたが、62人中、20位前後には入れたかも?
登録エリートに初挑戦してDNFになると、「まだエリートとかお呼びじゃないです」って後ろ指を指されかねないところでしたので、まー良かった良かった。

今回の順位はネットで公表されるまでわかりませんが、次回の目標は今回以上の順位でフィニッシュすること。
1回走って経験値は積めたけど、それはほかの皆さんも同じ。
でも、頑張ろう。


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